セッソウナイ。

この時期になると、1年のまとめ的な音楽番組があちらこちらで放映されますね。
「あぁ、今年もまた、年末がやってくるんだ」って、しみじみ。
寒い冬は苦手だが、年末は大好き。もとい、年末年始。でも、とくに、年末。
好きだ〜、年末。
で、その音楽。音楽の話です。
私は、音楽、オールジャンル、大好きです。
クラシックやロック、演歌、ラップ、ポップス、他にもな〜んでも聴きます。どれも好きです。邦・洋、その他も問いません。
昔は楽曲重視だった(今もそうゆーとこある)けど、今は楽器の音?というか響き?だとかもポイントで、だから、「この曲のこの演奏が好き」とか、「このフレーズが好き」って感じで一箇所でも気に入るところがあれば、好きな曲になっちゃいます。
プレスリーやジョエル聴いてるかと思えば、オフスプリングリンキンパーク聴いてるし、スパイダースやピンクレディーテレサ・テンと懐メロいったかと思えば、ラヴェルショパン聴いてると・・・セッソウナイ。。
と、こんな感じなので、音楽を聴くとき、音として耳に入れているから、歌詞はあんまり重要視していません。
極論つけると、歌詞は楽器が出来ん人がハミングではつまらんから歌うことによって楽器の一部になったもの、くらいの感覚です。いや、ほんとはその逆だったりするんだけどね。伝えたいことがあるから、曲にのせたりね。そっちがホントよね。でも、まぁ、私は、それくらい、歌詞ってどーでもいい。恋してるときなんかは、耳に入ってくるんだけどね。それが失恋だと特に。あ、やっぱ聴いてるわ歌詞。けど、まぁ、いいの。歌詞は。覚えられないし、よく聴き間違ってるし。
そんな私が聴き惚れるボーカリストの条件。いわゆる、歌詞を歌う楽器になるお人の条件。それは、熱い人。
ん?抽象的すぎかな?えーと、たとえば、歌が上手いのはもちろん大前提なんだけど、その上で、いつも楽しそうで、気持ちよさそうで、毎回違う人。毎回違うっていうのは、たまに間違えたり、音程違ったり、アドリブの上手い人のこと。
テレビだとかで新曲のプロモすんのに、そりゃ、CDと同じ様に歌うのは分かるんだけど、いつまでたっても同じ曲を同じように、寸分の違いなく完璧に歌ったところでそんなのつまんないです。曲間の「ふぅ〜ん♪はぁぁあ〜ん♪」とかの、アドリブっぽいとこも全部毎回、同じ人いるし。平井賢さんとか、好きだけど上手いけど、私には物足りなくてちょっとつまらん。ケミストリーとか、いつも違っててなんか楽しい。奥田民生さんとか、桑田佳祐さんとか、もう目茶苦茶なときあるけど大好き。すっごく、音楽に対する情熱が伝わってくるんだよね。楽しんでるとか、気持ちよさそうとか、そーゆう感じが。音楽に対する姿勢が、真面目にガチガチじゃない感じが逆にイイ。なんか、音楽って、そもそもそーゆうものな気がするから。
完璧なモノって、創り手と受け手のフィーリングが合わないと、なかなか入り込めない世界で私には敷居が高い。
でも、そーじゃない人の奏でるものは、柔軟で入り込みやすい。だって、まるで、おいでおいでされてるみたい。「俺の歌聴いてよ、上手いでしょ?」て感じより、「イイ歌でしょ?一緒に楽しもう」っていうほうが好き。楽しい。って、平井さんが、テクニックひけらかしてると思ってはいないよ。好きだし。
けど、毎回CDと一緒ならCD聴くわいっと思うのです。本人が歌っているとこをわざわざ観る意味がない。って、ライブそんな観に行ってるわけじゃないから、あくまでテレビで歌っているの観ての話ですが。
これは、ただの我儘な自論です。